入院

何の用意もしていなかったので、入院と聞いて私の父に来てもらいました。

娘と一緒にいてもらい、その間に必要な物をメモして家に取りに帰りました。
本当は面会時間ではないのですが、その日は娘に誰かしらついていても何も言われませんでした。

脱水症状もあったので、とにかく点滴です。
そして娘の身体からなくなってしまっていたインスリンを入れました。
ほんの数時間後、600にまで上がっていた血糖値が正常に近くなりました。
まったく元気がなくなり、何も食べなかった娘が、
「おなかがすいた」と言い出しました。

病気の説明を受けて、ものすごく動揺していた私は、娘に見られないように抱っこして泣いていたのですが、なんだか笑ってしまいました。
この子は死んでしまうのではないだろうかと思うほど衰弱していたのに、薬を入れてほんの数時間ですっかり顔つきも変わって、表情があるのです。
病気を受け入れることは本当に辛いことだけれど、受け入れてしっかり加療することで娘が楽になるのなら、と腹をくくった出来事でした。

この直後から、ベッドの脇に主治医が来て下さり、病気についての勉強がはじまりました。
もうすぐクリスマスでした。

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