病気のこと

IDDMって

下の娘は、3歳の時にIDDMという難病になりました。

インスリン依存型糖尿病というのが、一般的ですが、
糖尿病と言われている病気とは、まったく違います。
ある日突然、膵臓から分泌されていたインスリンというホルモンが
出てこない身体になってしまったのです。

このホルモンは、ブドウ糖をからだの中の細胞に運ぶ大切な役目があります。
しかしこれがないと、どんなに食べても飲んでも細胞にはブドウ糖が運ばれず、
どんどん痩せていきます。
そして、血液の中には行き場の無くなったブドウ糖がたまっていき、
それをからだから出そうとして、たくさんおしっこが出ます。

水を飲んではトイレに行く、でもまだ喉は渇いていて・・
めずらしくおねしょをしたのもこのころからでした。
みるみる痩せていき、水ばかり欲しがり、でも、皮膚はなんだかかさかさでした。
脱水症状になっていたのです。

近所の小児科に2度いきましたが、ここではわかりませんでした。
そうしているうちに、日中も寝てばかりになってしまい、もうだめだと思って、
紹介状もなしに大学病院に行きました。
なんだか変だな、と思ってから、ここまでで1ヶ月近く経っていました。

病院に行くとすぐに症状を聞かれ、説明すると、検査をする前に
「お子さんはインスリン依存型糖尿病だと思います。」と言われました。
はじめて聞く病名でした。
これから毎日注射をしなければならないといわれた時、
「いつまでですか?」と聞きました。治るまでだと思っていたのです。
「今の医学では完治できません。これから一生です。」
頭の中が、真っ白でした。

この直後から、病気についての説明、勉強が始まりました。
娘はすぐに検査の結果が出て、そのまま入院になりました。
その日から、血糖値の測定と、食事の前の注射が日課になりました。

その日は私の誕生日でした。

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